ひだまり 船橋市 津田沼・前原の認可保育園ゆめのもり保育園

ゆめのもりだより

節分

今年の節分は暦の関係で、124年ぶりに2月2日でしたね。

子ども達は年齢に合わせた製作を行っていました。

中でも5歳児どんぐりぐみは、風船を使って立体的な鬼のお面を作っていたので、ご紹介したいと思います。
保育士が膨らませた風船に、ちぎった紙をぺたぺたと貼っていきます。
乾いたら、またその上から貼ります。
何度かこれを繰り返し、完全に乾かすと、なんとも固くなるのです!
中の風船を割って取り出し、ハサミでチョキチョキ切ると…立体的なお面の土台が出来上がりました!

ここにそれぞれがパーツを付けると…個性豊かな鬼のお面の出来上がりです!!

2日の節分には、2歳児以上のお友達が集まって、節分の会が行われました。

節分の由来を聞き、「鬼は外~、福は内~」と歌っていると、2匹の鬼がやって来ました!

名前を聞いてみると…
「ボクは泣き虫鬼…」
「オレはイヤイヤ鬼!」
と自己紹介をしてくれました!
なんで泣いてるんだろうね?
イヤイヤばっかり言ってておかしいね?
そんな声が子ども達から聞こえてきました。

そこへやって来た、もう1匹の鬼!
「なんで先に行っちゃうんだよ!」と、とっても怒っていますね。
どうやら怒りん坊鬼のようですよ。

みんなの中にもこんな鬼がいるかな?
怒ったり泣いたり、嫌だなぁという気持ち、きっとみんなあると思います。
みんながそんな気持ちを素直に出せるよう、ゆめのもりの保育士たちは関わりを持って過ごしています。
子ども達が身近な大人に話して、聞いてもらって、共感してもらって、そして怒りや悲しい気持ちがおさめられるよう、そんな鬼たちに豆を撒きました!

鬼が去ったその後には、福の神が幸せと春を連れてやって来ました。
みんなのホッとした表情が、微笑ましかったです。

0歳児やまねぐみ、1歳児こりすぐみのお部屋にも鬼がやって来ました。
びっくりしてしまう子もいましたが、職員だと分かると安心した様子でした。

節分には、年の数だけ豆を食べる習慣がありますね。
保育園では誤嚥を防ぐために甘納豆を食べました。
甘い豆は美味しかったようで、子ども達は喜んで食べていました。

お昼ご飯は乳児クラスは鬼プレート、幼児クラスは恵方巻を作って食べました。

今年も楽しい節分を過ごした、ゆめのもりの子ども達でした。