ひだまり 船橋市 津田沼・前原の認可保育園ゆめのもり保育園

ゆめのもりだより

ひな祭り

2月の中旬、幼児クラスのみんなが1階と2階に雛人形を飾り付けてくれました。
桃の花も飾り、なんだか急に春がやってきたようです。

ゆめのもりの雛人形は、子ども達が実際に触れて季節の行事を感じます。

「これはお酒が入っているのかな?」
「あ、三人官女がずれちゃったから直してあげなくちゃ」
子ども達に雛人形に優しく関わってもらえるよう、職員も毎日大切に扱います。
そんな気持ちはしっかり子ども達に伝わり、雛人形を楽しむ姿が、とても優しく穏やかだったことが嬉しかったです。

♪ひなさまこさま やまかわこえて
 まーたらいねん おーいーで♪

3月3日ひな祭りの日には、各クラスでひな祭りの会をしました。

お部屋には可愛い手作り雛人形が飾られています。

自分たちで作ったお雛様の前で歌を歌ったり、お雛様のお話を楽しんだり。

0歳児から3歳児クラスは、カルピスと雛あられを楽しみました。

可愛く包まれた雛あられ。もうそれだけでワクワクしますね。
「カルピスは白酒の代わりなんだよ」と伝えると、嬉しいようなちょっぴり恥ずかしいような表情を見せてくれました。

4.5歳児クラスのみんなは、近隣の脇田様宅にて、ひな祭り茶会を経験させて頂きました。

まずは正座をして、筆を使って名前を書きます。鉛筆とは違い難しそうでしたが、筆と硯の使い方を教わりながら、みんな上手に書けました。

お茶会のお部屋に入る時、座ったまま腕を使って体を移動させたり、畳のへりを踏まないように等、和室の作法を教わりました。
背筋を伸ばしてしっかりと話を聞く姿は、とても立派でした。

床の間には可愛い掛け軸や笛の形のお香入れがあり、子ども達は興味津々で見ていました。

甘い和菓子は雛人形の形です。もうそれだけでワクワクしますね。

金平糖も頂きました。容器をくるくる回転しながら金平糖を出すことが楽しくて、ついたくさん頂いてしまっていました。

甘いお菓子を頂いたあとは、脇田さんがお茶をたてて下さりました。
「うちでもお茶飲んでるよ!」
「うちはルイボスティーを飲んでるんだよ!」
などど楽しい会話も聞こえます。

両手で受け取った茶碗をお隣の友達との間に置いて、畳に指先をつけ軽く会釈し「お先に」という動作が、子ども達は気に入ったようでした。

飲んでみると…
「美味しい!」
「おかわりしていいですか?」
中には3杯おかわりしている子もいましたよ!

最後には特別に、茶室にある銅鑼を叩かせて頂きました。
これはお茶会の際に「お茶が入りましたよ」の意味で鳴らされるもののようです。

たくさんの経験をさせて頂いた、くるみ・どんぐり組の子ども達。
毎年お茶会を開催して下さる脇田さん、そしてお手伝い頂く仲川さんと藤田さんに、心から感謝しております。

この日は、お昼ご飯とおやつも特別メニューでした!
とても嬉しそうに食べていた子ども達です。